タンポポ薬局では、歩いてすぐの距離にある施設の「ひまわりの里・ひまわりの家」へ薬剤師訪問を行っています。
ひまわりの里は看護小規模多機能型居宅介護、ひまわりの家はサービス付き高齢者向け住宅です。
ひまわりの家・里、合わせて30名ほどの患者さんへ月2回程度薬剤師訪問をしています。
担当している薬剤師は3人で、主に月曜日と木曜日に行くようにしていますが臨時往診や、定期処方に追加や変更があった場合など、すぐに必要な薬は当日中に持って行くようにしています。
往診だけではなく、耳鼻科や整形外科など他科受診をされた場合は、併用薬に注意し飲み合わせの確認も行っています。
薬剤師訪問は、意思疎通ができる患者さんにはご本人にお話を伺い、意思疎通の難しい患者さんの場合は看護師さんやヘルパーさんなど施設のスタッフさんから体調をお伺いします。
患者さんの中には、「話を聞いてもらえて嬉しい」と言って下さる方もいらっしゃり、顔や名前を憶えてもらえるとこちらも嬉しい気持ちになります。
ひまわりの里には看護師さんが常駐しており、胃瘻への栄養剤の注入や毎日のインスリン注射など医療ケアが必要な患者さんにも対応しています。
ひまわりの家はヘルパーさんがサービスを行っていて、もし必要があればひまわり里の看護師さんが訪問看護という形で対応されています。
感染予防にも神経を使う状況で、施設のスタッフのみなさんが明るく笑顔で入居者さんとコミュニケーションをとりイキイキと働かれる姿は見ていて清々しく、頭が下がる思いです。
ひまわりの家・里 http://www.himawarikai-or.jp/service_homenursing.php