皆さんは原水爆禁止世界大会をご存じですか?
原水爆禁止世界大会とは、人間の尊厳を踏みにじる核兵器の非人道性、被爆者の声、被爆の実相を世界に届け、「核兵器のない世界」を求める世論と運動をひろげ、私たち市民社会と諸国政府の共同を大きく発展させる。そして被爆地から市民社会の「真の声」を発信する大会です。今回、泉州メディカを代表して協和薬局から新入社員の佐藤が参加しました。
被爆の惨劇から78年が経過しようとしています。そして最近ではロシアによるウクライナに軍事侵攻が続いています。その中、初めて原水爆禁止世界大会に参加させていただき改めて戦争、核兵器がどれほど恐ろしいかを感じました。
1日目の開会式で各都道府県の人たちがたくさん集まっている光景や会場2階の手すりに平和進行に参加された方の名前や戦争反対へのメッセージが書かれたリボンが下がっているのを見て何か圧倒される強い思いを感じました。また日本の方だけでなく、世界各国の方も核兵器廃止に向けて気持ちを訴えていました。
開会、閉会総会ともに反核平和運動の最前線に立つ代表者や日本各地で活動されている代表者の皆さんからの訴えや被爆者とともに「核兵器のない世界の実現に行動しよう」と発言が相次いで出されました。そして、福島原発事故をきっかけに、核兵器も原発もいらない、憲法改案も許さないと相次いで発言され、その思いに共感しました。
2日目には原爆資料館を訪れました。そこには被爆の惨状だけでなく、原爆が投下されるに至った経緯や被爆からの長崎の復興の様子なども分かりやすく展示されていました。
各展示物と向き合うことで長崎が体験した悲惨な歴史や原爆の脅威を感じ、真の平和とはどういうものかを考えさせられるものがありました
この2日間、現地の方や被害にあった人の話を聞き、自分一人ではほんの小さな力ですが、より多く語り広める事によって大きな力になることを信じ、これから積極的に参加していきたいと思います。
このように泉州メディカでは薬の事だけでなく、地域のボランティア活動などにも積極的に参加し、地域の方と交流を深めております。