2023年4月27日　本部事務局　和田憲周

「在宅緩和ケア対応薬局」とは、日本緩和医療薬学会の在宅緩和ケア対応薬局事業が認定する薬局認証システムです。2023年4月1日より認証システムが開始となり、2023年時点で全国では24薬局（大阪3薬局）が認証されています。

「在宅緩和ケア対応薬局」に求められる機能としては、“在宅緩和ケアに必要な医療用麻薬や注射薬等の提供体制、および医療用麻薬の薬学的管理に対応できる体制”について明確に示され、患者さん自身に適した薬局を選ぶ情報として活用されることが期待されています。日本緩和医療薬学会のHPからの抜粋ですが、「在宅緩和ケア対応薬局」に求められる機能を以下に記載します。

1，「地域連携薬局」に求められる薬局機能

2，医療用麻薬、注射薬および医療材料等の提供体制

3，医療用麻薬などの無菌調剤処理を実施できる体制

4，緩和医療に従事している薬剤師の専門性、および医療用麻薬の薬学的管理の実績

5，入退院等における病院薬剤師や多職種との連携体制

当法人の協和薬局は緩和ケアが必要な患者さんに対してより細やかな対応ができる体制を整えています。