今年の2月から訪問している〇〇さん。
お薬をカレンダーに配薬して飲んでもらっているとケアマネジャーさんから情報をもらっていました。
最初の訪問時にカレンダーを見ると、色々なところから取り出し好き放題に飲んでいたので聞いてみると、「どこを飲んだらいいのかわからない。日付も今日がいつかもわからない。」とのことでした。
どうにかして飲んでもらいたいので、カレンダーの配置を上から訪問の曜日に書き換え、上から飲んでいってと指導してみたところ、回数を重ねるごとに残薬が減っていきました。
今では飲み忘れもほとんどないようになりました。
ただ、癌の疼痛のコントロールが上手く出来ずに痛みに苦しんでおられる姿をみると、どうにかして痛みを取ってあげたいなと毎回思います。
訪問時に出来るだけ「痛いときは我慢せずに薬を飲んでね」と伝えて痛いと言えばその場で薬を飲んでもらうことを繰り返していますが、中々ずっと痛みの症状を見られているわけでもなく夜間は痛みに眠れないといっている〇〇さん。
でも、訪問を繰り返すことで、色々と昔話をしてくれたり、薬のことでわからないことを聞いてくれたりと親しくしてくれるようになった〇〇さん。
少しでも痛みをコントロール出来て苦しむことなく生活ができますようにと思っています。