一般社団法人 泉州メディカ

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2026.01.15
薬局だより

一般社団法人 泉州メディカ

「ヘパリン類似物質の基剤と使用感について」ヒマワリ薬局

2025年8月14日からヘパリン類似物質外用液0.3%が「水性」と「乳剤性」にわかれました。ヘパリン類似物質は水分子を引き寄せ保持することで、吸水・保水作用を示すのですが、基剤による被覆効果も保湿作用に寄与します。ヘパリン類似物質の基剤の違いと使用感について説明したいと思います。

・ヒルドイドソフト軟膏・ヘパリン類似物質油性クリーム
基剤の油分は最も多いタイプです。皮膚への浸透が良く、保湿力が高いです。べたつきやすいですが、その分、皮膚をしっかり保護する力が優れています。特に乾燥がひどい部分や、外部 からの刺激からしっかり保護したい場合に適しています。

 

・ヒルドイドクリーム・ヘパリン類似物質クリーム
基剤の油分は軟膏より少ないタイプです。軟膏よりべたつきが少なく、伸びが良いため、広範囲に塗りやすいのが特徴です。顔や手など、日常的に使用する部位に適しており、季節を問わず使いやすいです。

 

・ヒルドイドローション・ヘパリン類似物質外用液0.3%(乳剤性)
基剤の油分はクリームより少ない乳剤性の基剤です。さっぱりとした使用感で、広範囲に塗りやすく、べたつきが少ないため、夏場や体全体やべたつきを避けたい部位に適しています。

 

・ヘパリン類似物質外用液0.3%(水性)
基剤の油分は乳剤性より少ない水分が主体のローション基剤です。よりさっぱりした使用感で、広範囲に塗りやすく、べたつきもさらに少ない使用感です。

・ヘパリン類似物質スプレー・泡状スプレー
油分はほとんど含まない、 泡や液状で出てくるタイプで、非常に伸びが良く、肌にすっとなじみます。油分が少なくさっぱりしているため、広範囲に手軽に塗りたい場合に便利です。 広範囲な部位や、手が届きにくい背中などに適しています。