日本では高齢化が進む中、「フレイル」という言葉が注目を集めています。泉州メディカでも、“健康いきいきプロジェクト”としてフレイルの予防に力を入れています。
実際にフレイルとはどのような状態かをご存じでしょうか。フレイルとは、加齢とともに心身の機能が低下し、日常生活に支障をきたしやすくなった状態を指します。
要介護の一歩手前の状態ではありますが、適切に介入することにより健康な状態に戻ることができる可能性があります。また、プレフレイルというフレイルの前段階の状態も存在します。フレイルとなってしまうと回復に時間がかかってしまいますが、プレフレイルでは生活習慣を整えることで健康な状態に戻りやすいといわれています。以下にフレイルの種類や予防のカギなどをまとめました。
要注意の目安
・体重が意図せず減った(年間4.5kg以上) ・疲れやすい、だるさが続く
・歩くスピードが遅くなった ・握力が低下した
・身体活動量が減った
※ 3つ以上→フレイルの可能性あり 1〜2つ→プレフレイル(早期対策が重要!)
フレイルの種類
| 種類 | 主な状態 |
| 身体的フレイル | 筋力低下・疲労感・転倒リスクの増加 |
| 精神・認知的フレイル | 軽度認知障害・うつ・意欲の低下 |
| 社会的フレイル | 孤立・外出機会の減少・役割の喪失 |
予防のカギは「食事・運動・つながり」
① 食事(たんぱく質) 肉・魚・卵・大豆製品を毎食意識的に摂り、筋肉を維持しましょう。
② 運動(筋力トレーニング) ウォーキングに加えて、スクワットなどの筋トレを週2~3回程度取り入れましょう。
③ 社会参加 趣味の集り、ボランティアなど、人とのつながりを保つことが効果的です。
「年だから仕方ない」と思わず、気になることがあればかかりつけ医や薬剤師にご相談ください。
フレイルは、気づいて動けば予防・改善できる状態です。
