みなさんは、薬局薬剤師の在宅訪問についてご存知でしょうか。
薬局薬剤師は外来業務だけではなく、ご自宅に薬をお届けにあがり、ご自宅での薬のセットや整理・管理など、薬に関することを色々な方法でサポートする在宅訪問も行っています。
タンポポ薬局では現在、月約100件の在宅訪問を、外来業務と並行して行っています。
外来数・在宅数も多い薬局の為、在宅訪問においては曜日でチームを組んで行っています。
チーム制の為、在宅患者さんにとっては毎回薬剤師の顔が変わるのですが、各チームでしっかりと情報を共有して、どの薬剤師が訪問しても問題のないよう業務に取り組んでいます。
また、複数の薬剤師で取り組む為、沢山の視点で1人の患者さんの状況を確認でき、気付きも多いというのも、チーム制の強みとなっています。
外来では患者さんとの時間は短く限られていますが、在宅訪問では、患者さんの顔だけでなく、実際の生活状況や内服状況など様々なことが分かるので、患者さんが日々生活する中で、薬の内服や管理などが少しでも楽になるよう、個々の患者さんの状況に合わせて薬の管理方法など様々なことを提案させて頂きます。
また、在宅訪問では薬局内だけのチーム連携だけではなく、医師・看護師・ケアマネージャーなどの他の職種とも連携し、1人の患者さんについてそれぞれの専門の目を通して相談・共有して、よりしっかりと必要なサポートができるように努めています。
今後も状況に応じて皆で試行錯誤し、少しでも患者さんに寄り添った医療を届けられる地域の薬局として在り続けられるよう、職員一同励みたいと思います。