2021年10月16日(土)に講師として、当法人の副理事長の和田憲周が講師として、「保険薬剤師の立場から〜研修を通じてのがん連携強化について〜」という題名で多くの保険薬剤師に向けて講演を行いました。当日は、新型コロナ禍の現状を考慮して、堺市立総合医療センターからZoom配信となり、多くの保険薬局薬剤師に視聴して頂きました。近年、がん化学療法は外来治療が中心となり、保険薬局でもがん化学療法に関係する支持療法や抗がん薬の処方を扱う機会が多くなっています。慢性疾患や急性期疾患とは違いがん患者さんへの服薬指導はがん化学療法の点滴に対する支持療法や点滴&内服の抗がん薬に対する副作用の評価など、医療機関との連携は不可欠です。当法人の協和薬局で実施している取り組みが他の保険薬局の参考になり、今後もより良いがん連携を医療機関や地域の保険薬局と行ういい機会になったかと思います。