2004年1月、一般社団法人泉州メディカはISO9001の本審査に合格し、4月に認証書が発行されました。調剤薬局としては全国でも早い認証です。ISO9001とは国際標準化機構(略称ISO:スイスに本部を置く非政府組織の国際機関)が規定・認証する世界標準規格の一つで、9001は顧客の要求や法の規制事項を満たしたサービスや製品を継続して提供するための「品質マネジメントシステム」についての規格です。
私たちがISO9001の認証を取得した目的は、調剤過誤・事故を未然に防ぐためのシステムを今一度見直すと共に、患者さんの意見をもとに業務を改善するプロセスを整備すること。そして患者さんの期待に応える専門知識を身につける気風と学習習慣を定着させることにあります。
今後、薬局はますます質を問われる時代になります。現状に甘んじることなく世界レベルの厳しい水準で自らの業務を見直すことが、顧客満足の向上につながり、ひいては私たちの持続的な成長につながると考えています。
実は、これ取得したらしっぱなし。というわけにはいかないものです。半年に1回外部監査というものを受けます。(写真参照)審査機関から審査員が来社して品質のチェックをしていきます。このときにISO9001の内容と外れたことをしていると指摘され、次回までに改善をしておく必要があります。こうして質が向上していくことができます。
沿革
1987年 3月 | 株式会社泉州保健医薬研究所設立 協和薬局(堺市堺区協和町)開局 |
1990年 1月 | OTC薬の販売開始 |
1991年 4月 | コンピュータシステム導入 |
1992年 4月 | 薬歴活動開始 |
1994年 6月 | たんぽぽ薬局(堺市西区鳳南町)開局 |
1995年10月 | コスモス薬局(堺市堺区老松町)開局 |
1997年 7月 | たかさご薬局(堺市堺区高砂町)開局 |
1998年 4月 | タンポポ薬局(堺市西区鳳南町)開局 |
1998年 7月 | たんぽぽ薬局廃止 |
1999年 4月 | 登録衛生検査所(大阪メディカルラボラトリー)開設 |
2000年 4月 | 居宅介護支援事務所(4薬局)、福祉用具貸与事業所(たかさご薬局内)開設 |
2000年10月 | 南花田ひまわり薬局(堺市北区南花田町)開局 |
2002年 6月 | 薬局製剤 営業開始(たかさご薬局) |
2002年10月 | オリーブ薬局(高石市)開局 |
2004年 1月 | ISO9001:2000認証を「調剤サービス提供」で取得 |
2004年10月 | あゆみ薬局(堺市堺区宿屋町東)開局 |
2005年 3月 | 研修センター模擬薬局「まなび庵」完成 |
2005年 4月 | 資本金3000万円へ増資 |
2005年 8月 | みのり薬局(岸和田市荒木町)開局 |
2005年10月 | DI情報「まなび庵だより」発刊 |
2006年 8月 | ヒマワリ薬局(堺市北区蔵前町)移転開局 |
2007年 6月 | 新・薬品発注システム導入 |
2010年 8月 | タンポポ薬局(堺市西区鳳南町)移転開局 |
2010年10月 | さくら薬局(大阪狭山市西山台)開局 |
2011年 4月 | 2次元バーコード処方箋入力システム導入 |
2013年 7月 | 福祉用具貸与事業所移転・名称変更(介護ショップKPG) |
2014年 9月 | ピッキングシステム導入 |
2015年 2月 | POSレジ導入(協和薬局、タンポポ薬局、たかさご薬局) |
2016年 2月 | 協和薬局移転開局 |
2016年 4月 | コスモス薬局廃止 |
2018年 4月 | 法人変更 一般社団法人泉州メディカ |
品質管理(ISO9001)
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外部審査
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外部審査によるインタビュー風景
組織図
民医連(全日本民主医療機関連合会)に加盟しています
民医連は、戦後まだ保険制度も整っていないころ、「安心して医療を受けたい」という地域のみなさんの思いで、少しずつお金を出し合いできた、医療機関の連合体です。その後、1953年6月に全国的に統一しようと民主医療機関連
合会(略称:民医連)が結成されました。結成から50年以上、「いのちの平等」を掲げて、地域での医療、介護の活動を展開しています。