月1回訪問させていただいている女性の方。
「おはようございます。」と入っていくと、いつもご主人がかたわらに座っていらっしゃいます。約8年前、突然倒れて身体と精神に障害を受けてしまった、会話もできず介護のむずかしい奥様を、ずっと一人で看ておられます。奥様は、不自由な体で
ベットからおりて家の中を徘徊することもたびたびあり、そのためお部屋は常にきれいにかたずけられ、そうじも行き届いています。室温も快適で、ご主人の気配りと愛情を強く感じます。最近、唯一息抜きができるであろうと期待したショートステイ
も、病状のため受け入れてもらえないことになり、気を落とされていました。「自分しか面倒をみれる者がいない。」口数の少ないご主人がおっしゃる言葉の重さをかみしめて、訪問先を後にしました。
2年前から在宅訪問に行かせてもらっているHさん。
Hさんは脳梗塞の後遺症で左半身が不自由です。60歳代なのですが、左半身が不自由なため、いつもベットに寝ているか座っていらっしゃいます。1ヶ月に1度、お家に伺わせてもらっています。いつもはお薬はきっちり飲めていま
す。症状も安定していますが、通年性の鼻炎のため鼻水は止まらないようです・・・。鼻水がとまればいいな、とお薬を変えてもらったっりして様子を見させて
もらっています。いつも元気で、私の説明も「うん、うん」と快く聞いてくれます。そして、帰るときにはまた来月来るのでお元気で、という想いを込めて、握手をして
帰ります。お元気でいてくださいね。
寝たきりのSさんと介護するご主人の二人暮らし。ご主人は介護には関心が高いのですが、ご自身の日常生活をつつがなく送っていくのが難しく、ご自身の薬剤も山積
のままです。無論Sさんの薬も残っていて私が聞いても「ちゃんと飲ませている」としか言ってくれませんでした。
去年の夏、あまりの暑さにSさんが脱水症状で老健に入所しました。薬剤は一包化となりました。自宅に戻ってからも服薬状況はよくなく、残薬がありました。見るに
見かねて訪問看護師さんや往診部の方が医師やご主人と相談。服用時点を変更し、一包化に日付を記載、カレンダーに貼り付けになりました。さすがにご主人も観念した
のか、きっちり薬を服用させているようです。
老健に入所する前は、Sさんはあまり発話がなく、生返事をするだけだったのですが、自宅に戻ると、会話も弾み、食事も今まで以上に取れ、元気になっていました。
チーム医療はいいものだなと思いました。ただ最近Sさんがずっとベッドで寝たきりなので、足の可動域が狭くなっている様子。体位変換でも左側を下にすると痛がり、
体表面に擦れたようなあざができています。褥瘡の危険もあるので、ヘルパーさんと在宅リハビリの導入を検討したのですが、介護保険の枠が一杯で今以上の介護を受け
られないとのこと。介護保険の限界に心が痛みます。
一人暮らしの目の不自由なNさん(80歳)
Nさんは、いつも真っ暗な部屋でテレビをつけたまま、ベッドで寝ておられます。あ
る日、いつものように薬箱にお薬をセットしていると、“ラーメンって知ってる?”とNさんが話しかけてくれました。そして“食べたことないけど、いつからそんなのあるの?”と、いつもは私が一方的に話しかけているのですが、初めて話しかけてく
れました。テレビで聞いたのでしょうか?私は“前からありますよ、塩分やカロリーが高いので毎日食べると体には良くないかもしれないですが、おいしいですよ”と話
しました。4月のある日には、“お花咲いてる?”と聞かれました。私は、“桜が咲いています、満開です!雨が降っているから散ってるかも”と話しました。外の様子
が気になっているようです。独居で目が不自由なため、外出できず寂しいのでしょう。また外の様子を伝えてあげていけたらな・・・と思います。
月に1回訪問に行っているHさん(女性)について書かせてもらいます。
半年ほど前に夫のMさんが施設に半永久的に入所するようになったため、今は一人暮らしで、ヘルパーさんが午前中入っています。訪問に行くと、いつも世間話など薬
と関係のない話でも、盛り上がったりと、僕も元気をもらっています。
薬の種類も多いのに、一包化でまとめずに、頭の体操になるからと全てヒート(単品ずつ)でお渡しさせてもらっています。たまに飲み忘れもあるようですが、本人の強い意志もあるので、頑張ってもらって
います。
家に一人でいることが多く、あまり人と話をすることがなく頭がおかしくなりそうとおっしゃっています。体はしんどいけど、夫のMさんの施設のデイに行くことを検
討しているようです。体が可能なら、Mさんにも会えるし、ぜひそうして欲しいと思っています。
これからも元気でいていただけるよう、薬剤師として、人として支援できることは
支援していきたいと思っています。
Kさんの訪問は薬剤師二人で担当しているため、久しぶりに伺いました。玄関を開けると柑橘系のいい香りが部屋中に広がっていて、思わず「いい香
りですね。」と言ってしまいました。Kさんはにっこりうなずいて、いつものように私を中に招き入れてくれました。
Kさんは喘息や慢性の呼吸不全があり、在宅酸素していて、いつも息苦し
そうなのですが、話好きです。でも話は、苦しくなって救急車で運ばれた
ことや、痛みのことなど病気のことばかり。それでも、明るく話してくれ
ます。冬場は症状の悪化も心配されるので、入院を勧められたみたいです
が、自宅で過ごすことを希望されたKさん。症状が悪化しないことを祈って
これからも、お薬を届けさせてもらいます。この日は、帰り際に「これ、
もって帰り。」とみかんをくれました。私が、いい香り!と言ったからか
な。ありがとうございました。
手話でお話していたNさんが、在宅から9月に外来に移行されました。おもえば2年前、はじめて、在宅服薬指導をうけもって、コミュニケーション
がとれず、途方にくれたことが昨日のことのように思い出します。
食生活がみだれ、昼からアルコールをたしなみ、薬はノンコンプライアンス、栄養状態も悪く、転倒を繰り返していました。湿疹や、腹痛もありました。
昔、好きだった海の話、趣味のダイバーズウォッチの話題で打ち解けあい、手話ボランティアや、福祉の方、リハ訪問の方たちとも協力し、回復に努めました。薬局としても、コンプライアンスの向上のため、1包化し、
カレンダー式にして、薬をきっちりのめるようになりました。
結果として、昼のお酒は止めて、食事も規則正しくとれるようになり、栄
養状態の改善、二階から一階に転居し、転倒もなくなり、衛生状態の改善
とともに、かゆみもなくなり、薬も、自分で管理できるようになり、結果
として、外来通院できるまで、改善。本当に、福祉のチームワークで患者
さんの信頼と、健康をとりもどせて、有意義な経験でした。
もうひとり、Kさんは、医師への不信があり、患者様は、医療行為と、病
状の悪化の関係を疑っておられました。厳しい言葉に、正直、はじめは緊
張し、どう対応すれば、いいのか手探りでした。受容を繰り返し、患者様
の立場にたって、思いを共有することにつとめました。なんどか、訪問す
るうちに、なんでも相談してくれるようになり、信頼関係を築けました。
厳しい意見の患者様ほど、一度信頼関係が築けると、信頼を勝ち取れるも
のだと、よい経験になりました。
今の課題は、コミュニケーションがちゃんととりにくい患者様、たとえば
Hさんですが、かなりのご高齢で、ほとんど睡眠中かテレビをイヤホンで聞
いてます。耳も遠く、何を話しかけても、わかっているとの返事が多いで
す。在宅で一番、課題で今後考えていきたいと思っています。
こんにちは(^_^)
私が2週間ごとに訪問させていただいている方は、現在1人暮らしです。お子様は遠方
にお住まいで、そうそう会うこともできません。訪問時はたいていテレビの前に座っ
ていて、機嫌がよければ、にっこりと微笑んで迎えて下さいます。逆に機嫌が悪けれ
ば、玄関先でシャットアウトです。(ToT)/~~~
お話好きで、今のこと昔のこといろいろ1人でおしゃべりして、こちらの言うこと
はほぼスルーです(;一_一) こういう時は、足のしびれに耐えながらひたすら相槌を
打っています。時々、何しに行っているんだろうと落ち込むこともありますが、たま
に薬の話ができた時など嬉しくなることもあります。毎回。今日はどういう展開にな
るだろうとドキドキしながら、この方のひとなつっこい笑顔を思い浮かべて、訪問に
むかっています(*^_^*)
昨年11月から訪問に行かせてもらっている80歳のTさん。
Tさんには尿の管が通っています。いつもななめ掛けのかばんの中に尿を溜める袋が
入っています。冬の間は服でなんとか隠せたのですがもうすぐ夏。今までは上着で
かばんを隠せていたのですが夏になると薄着になるので隠せません。夏が来るのが嫌
だとずっとおっしゃっていました。
今日訪問に行かせて頂いたら管が取れるかもしれないとのこと。だんだん暑くなっ
てきたので早く管が取れる事を願います。
2週間に1度Tさんのお宅に行かせてもらっています。たまには世間話をしたり、
人生とは?などの深いお話をしたり私にとってためになります。尿の管が嫌で死にた
いとおっしゃる日もありますがたまに見せるTさんの笑顔が私は大好きです。管が取
れてななめ掛けのかばんが早く取れるといいですね。
いつも死にたい気分と生きたい気分が49対51でなんとか生きているというNさん。
訪問に行ったときは、お薬カレンダーに薬をセットしながら会話をしています。ま
た、寂しくなったり疑問があったりすると薬局に電話してこられます。
ある日薬局に、「この軟膏は口の傷に塗ってもいいか?」との電話がありました。
聞けば総入れ歯が古くて口に合わず、上顎が切れて出血したとのこと。ヘルパーさん
が急遽ドラッグストアーで買ってきたようです。早速どんな薬剤か調べて「塗っても
いいですよ」と伝えました。
数日後、いつものように訪問して、お薬カレンダーに薬をセットしていると、自宅
に歯医者さんが来て総入れ歯を直してくれるとのこと。そこでNさんに「総入れ歯が
直ったら一番最初に何が食べたい?」って聞いてみました。すぐに「いかの天婦羅
やろ」とNさん。「そんなにいかが好きなんですか?」と私。Nさん「ちゃうちゃ
う、わかってないな先生も。いろいろ話し聴いてくれてなんでも知ってるみたいやけ
ど、さすがに入れ歯のことはわからんみたいやな。いっつもな食べてる時はほとんど
丸呑みや。そんなに噛まれへん。いかの天婦羅なんちゅうたら、衣だけべろっては
いって、あとはチュウチュウ吸うだけ。味もなんもしよれへん。入れ歯が出来てな、
上と下の歯がバチッと噛みおうて、スパット切れて初めて美味しいんや。」
おいしいと思います。いかの天婦羅。
93才のOさんはご主人と二人暮らしです。ご主人とOさんとふたり一緒に訪問してお薬をカレンダーにセットしています。いつもは金曜日の午後、ヘルパーさんが入る時間帯に訪問してお話を伺いますが、た
またま往診の都合で土曜日の朝にお薬をお届けすることになった時のことです。
ヘルパーさんが入る時間はお昼頃ですが、薬局の外来の仕事もあるので、朝一番に伺いました。Oさん
宅はカギがかかっていました、インターホンがないので、玄関の新聞受けからのぞくと居間の電気がつい
ていました。
私『Oさ〜ん、Oさ〜ん』
と呼んでも応答なし・・・耳が遠いので無理かなと思い、今度は電話してみました。
私『タンポポ薬局です、お薬のセットに来ました、玄関開けてもらえますか?』
Oさん『まあまあごくろうさま』
返事はあったもののなかなか出てきてくれる気配なし・・・
う〜ん認知症が進んでおられるので無理か!!!電話したことを忘れてしまっているかも!
玄関の前で悩んでいるとご近所の方が出てこられて
ご近所の方『昨日もだれかOさんを呼んでいましたよ、耳が遠いからね〜、大変ね〜』
と気を使って頂いて・・・
すると居間のガラス戸ががらがらと開きました!
私『Oさん!!タンポポ薬局です開けていただけますか?』
Oさん『あらあら、ごくろうさま』よかった〜〜〜
それから無事にお薬をカレンダーにセットして薬局に戻ることができました! ちなみにご主人はデイサー
ビスに行っておられて不在でした。一人でお留守番だったからきちっとカギをかけておられたのですね。
私が訪問しているのは97歳のKさん。といっても、本人さんにお会いしたことはなく、いつ
もご家族の方に応対していただいています。今は堺市西区のMさんのお宅に身を寄せておら
れますが、以前は高石市にお住まいで、その時から往診を受けておられるそうです。
先日、訪問する直前にMさんから電話がありました。「今日は高石のほうにいて、処方せ
んもそちらにあるのですが、薬はとりに行ったほうがいいですか?」と。うーん…一瞬どう
しようかと考えましたが、それほど遠いわけでもないので、高石のお宅に伺うことにしまし
た。住所をお聞きして地図を見たのですが、あまり行かない高石市の地図は古くて、載って
いない…とはいえ、おおよその行き方を教えていただいたのと、近い住所は地図に載ってい
たので、お薬を持って向かってみました。
小雨の降る中探していると、たまたま別の家から出てきた女性が(おそらく身内の方だと
思うのですが)「Kのお薬ですか?」と、親切にも少し離れたKさんのお宅まで案内してく
ださいました。家にはいつも応対してくださるお母さんがおられました。あぁひと安心。お
薬をお渡しし、お話させていただいて帰ってきました。初めてお会いする方の親切と、いつ
も宅配業務をお願いしている方の大変さを実感した一日でした。
今回は、僕が最近訪問し始めたSさんについて書きたいと思います。
86歳、男
性で夫婦2人と愛犬1匹で暮らしています。薬は奥さんがしっかり飲ませてあげて
るので、飲み忘れの心配はほとんどありません。
訪問に行った当初は、少し動くだけで息切れがあるとの訴えがありました。吸入
薬がきっちり吸えてなかったようです。吸入指導後は、息切れも改善され、体の状
態もいいとのことで、自分の指導したかいがあったと思い、うれしかったです。
飼ってる犬は16才で、人間でいうと90才くらいだそうです。特に奥さんは自分の
こどものようにかわいっがっていて、見た感じも高齢に見えないほど元気です。犬
の薬代、診察代、食費などで月に3万円くらいかかるとのことで、夫のSさんよりも
お金がかかってるとのことです。なかなか犬もあなどれません。
訪問に行くことによって、そこの家庭の背景や薬事情が初めてわかることもあり
ますし、患者さんと接する時間も長いので、薬局での服薬指導とは違った楽しさが
あります。
これからも、いろんな患者さんと接していって、より多くの患者さんに役立てる薬
剤師目指して頑張っていこうと思います。
私が今訪問させてもらっているのは、102歳のおばあちゃんです。寝たきりで、も
うお話をすることもできない状態です。栄養もチューブを通して得られています。それだけに
家での介護は大変なことも多いと思われるのですが、ご家族の方は「家でみてあげるほうが自分たちも楽だから。」と在宅介護されています。
このお宅に初めて訪問したのは去年の4月、サクラの季節です。日当たりの良い、庭に面
した部屋におばあちゃんのベットが置かれていました。その周りでは、お孫さんやひ孫さん
のにぎやかな声がしていました。話はできなくても、家族に囲まれ穏やかに眠っておられた
のを覚えています。あれから1年おばあちゃんは時に体調を崩して入院することもありました
が、今は再び在宅介護に戻り往診を受けておられるので、月に1回訪問させてもらっていま
す。
私自身、仕事に追われる毎日の中、このお宅の訪問で家族の暖かさにふれられることは
心の癒しになっているような気がします。
在宅日記を今回初めて書かせていただきます。何を書いていいか、悩みました
が、直球で、自分の訪問経験について書きます。
患者さん、Nさん。南国生まれで、幼いころ聴力を失われました。文化住宅の2階で一人暮
らしをされています。脱水症状で入院され、その後在宅で薬局が薬の管理をすることになり
ました。はじめは筆談で、薬効や用法説明をしましたが、なかなかコミュニケーションが取れ
ず、どのように接すればいいか困惑していました。ただ、人柄はにこやかで愛嬌があり、何
にでもわかったとOKサインをだされます。薬ものんでいるとのことでしたが、残薬があったり
して、コンプライアンスも問題がありました。薬を服用しやすいように一包化し、カレンダーに
日付をいれて貼り付けて飲んでもらう工夫もしました。そのかいがあり、最近では、残薬がほ
とんどなく、飲んでくれるようになりました。たまたまダイバーズウォッチの収集が趣味である
ことがわかり、ぼくのダイバーズウォッチも見せたりして、だんだんとうちとけ、ぼくの訪問を
楽しみにしているように感じ、うれしくなりました。ただ生活状況などの把握がなかなかでき
ず、苦労しました。
四月に堺市の西支所でケースカンファレンスがあり、ヘルパーステーション、訪問看護ス
テーション、ケアマネさんなど情報交換、問題点を把握でき、かなり有用でした。生活状況
は、最近、転倒の危険があり、住居を2階から1階にしたり、栄養状態がよくなく、食事サー
ビスをいれたり、ケースカンファレンスで具体的に問題を改善する案がいろいろ実行されまし
た。手話サービスを役所から申し込むこともでき、薬効、薬の用法などについて、より詳しく
説明してもらい助かってします。
今回のケースでは、意思疎通が困難の患者さんに、薬局として薬をのんでもらう工夫がで
き、これからも役にたてるかかわりができるようにしていきたいと感じました。
応援の為3ヶ月間コスモス薬局へ異動になりました。なので、しばらくの間在宅
日記はお休みになります。タンポポ薬局にもどりましたら、在宅訪問させていただくかと思い
ます。
その時はまたお元気な顔をみせてくださいね(^-^)
今日は気温が高く、やっと春らしくなってきましたね。先週から、今年入社の新人薬剤師さん
がきています。弊社では、新人薬剤師は入社後研修センターまなび庵で研修を経て、全薬
局を数日ずつまわり一緒に働き、全職員に顔見せした後配属される薬局へ就くという流
れになっています。各薬局いろんな特色があり、職員みんなと仲良くなれますし、とてもいい
勉強になると思います。私もまだまだですが、一緒にがんばりましょう!!
久しぶりの在宅日記です。
タンポポ薬局では、在宅訪問を増やしていこうという流れがあります。急には難しいですが、
少しずつ訪問を増やしています。ということで、私の担当する在宅患者さまが増えました。私
だけではなく何人かでひとりの患者様を担当するのですが・・・。もうひとりの担当の薬剤師と
一緒に訪問しました。ちょうど時間的に近くの学校の下校持間と重なっていたため、子どもた
ちの列が続き、駐車するのに手間取ってしまいました。なので、先に同行した薬剤師が車を
降り、患者様のお家に入ってもらうことにしました。私がやっと駐車を終え、お家に入ると話
はほとんど済んでいて、これから伺うことになるというあいさつだけになってしまいました。こ
れから、在宅日記にも登場していただくことになると思います。
最後に、以前私が訪問させていただいていた患者様がお亡くなりになりました。もうすぐ退院
できるかもと、この前娘さんとお話していたのに・・・寂しい気持ちになりました。まだまだ長生
きいていただきたかったので残念です。心からお悔やみ申し上げます。
久しぶりの在宅日記です。
ここ最近、弊社の創立20周年記念のパーティの準備やらで、更新できませんでした。
おかげさまで、日頃お世話になってる方々、地域の方々、そして職員と20周年をお祝いし、
とても楽しいひと時を過ごせました。
さて、ここ最近の在宅はといいますと、現在私が訪問してる患者様は1人。
独居の為、施設にいくのをとても楽しみにしている方です。月1週間はショートステイにいか
れます。いつもの日記の患者様です。この患者様は、いつもニコニコ笑顔でお話してくれま
す。いつまでもお元気でいてください。
この前、薬局でいてますと、以前在宅訪問させていただいてた患者様の娘さまが来局され
ました。圧迫骨折で入院されてまして、その後の様子など少しお伺いする事ができました。
だいぶ調子もよくなって、退院できるかも。という話でした。退院したら、在宅訪問させていた
だきますので、早くお元気になってくださいね。
いつもの患者様のところへ在宅訪問に行ってきました。
次週から施設に入所されるとのことで、お薬が長期での処方。以前、独り暮らしで寂しいと
言ってたので、少し寂しさも和らぐのではないでしょうか。ショートステイのお泊りをいつも楽
しみにしてた方なので、楽しみにしておられました。この日は、いつもの時間より少し早く伺っ
たので、ヘルパーさんとお話することができました。前回処方されてた湿布薬、あまり使って
いない様子。手首の痛みは少しあるけど、湿布を使うのを忘れるみたい・・・。ヘルパーさん
と相談して、湿布を施設に持って行く事にしました。いつまで施設に入所されるのか未定な
ので、しばらく私の在宅訪問患者様はいなくなりました。
次、訪問するときも、お元気でいててください。
この日、私は休暇をもらっていたので他の薬剤師に在宅訪問に行ってきてもら いました。m(_ _)mこの患者様は、認知症があり、独り暮らし。自分で薬を毎日飲むのが 少し難しい方です。なので、ヘルパーさんに協力してもらい薬をのませてもらっています。ヘ ルパーさんと相談して薬置き場を決めています。あらかじめ、薬を入れる袋(薬袋)に、服用 する日付を記入してゆきます。薬を飲ませた日にちのところに、その日薬を飲ませてくれた ヘルパーさんにサインしてもらっています。それで毎日きちんとお薬を飲んでもらうことがで きています。次回、訪問時、薬置き場には空の薬袋が置いてあります。いつも、きちんとヘル パーさんがお薬を飲ませてくれているので安心です。少し前はかぜをひいておられた様子で したが、かぜはすっかり治ったそうです。 いつまでもお元気でいてほしいですね。(^-^)
在宅訪問に行ってきました。息子さん夫婦と暮らしてる患者様。女性。
患者様はでてこられず、お嫁さんが応対してくれました。
内服の痛み止めが中止になって痛み止めの坐薬に変更されていました。痛みはどこなのか
聞いてみました。背中がまがっておられる為、それによる圧迫骨折だろうと言われたそうで
す。
横になってないと痛いからとずっと寝ている様子。入院を勧められたそうですが、本人様の
希望で在宅でもう少し様子をみてみるとのことでした。いつも必ず顔をだしてお話ししてくれ
てる患者様なので、心配です。
在宅に行ってきました。いつもの患者様。タンポポ薬局で在宅訪問をしている 患者様は10人くらい。そのうち私が訪問に行かせてもらってる患者様は2人です。 この2人の訪問日が同じ日だったので、2件訪問してきました。1件目は、息子さん夫婦と同居の女性。お嫁さんと一緒に対応してくれました。特におかわりない様子。 2件目は、前回お話させていただいたひとり暮らしの女性。呼び鈴を鳴らすも応答なし・・。 「どうしたんやろう・・?」と戸をノックして名前を何度も呼んでみた。〜以前、訪問すると留守 だった。確認するとショートステイに行ってて、その連絡がうちの薬局に来てなかった。という 事があったらしく〜「今回も??」と。「いやでも、その件以後ショートステイの日にちは毎月 確認を取ってて、ショートの日はまだ少し先のはず!」と玄関先で考えていたら、「ガチャ」と 鍵が開く音がしました。現れた患者様は「ごめん、おトイレに行ってた」と。「そりゃそうだ!」 そんな時に訪問者が来られてはどうしようもないですよね。特にお変わりはない様子でし た。この日は小雨が降っていましたが、そんな天気でも私が帰る時、ワザワザ外まで見送り に出てきてくれました。 いつもありがとうございます。
まる2年ぶりの在宅日記です。はじめまして、今回日記を書かせていただきま
すタンポポ薬局の西村です。私が在宅訪問している患者さまのところに行ってきました。私
が訪問するようになって約2ヶ月。ひとり暮らしの女性。認知症あり。週4日はデイサービス
に行っています。
薬に関係ない事なんですが・・・・
車で在宅訪問する際、困るのが駐車する場所。そんなに長居はしませんが、ほんの少しの
間でも駐車する際注意が必要。この患者さまは団地にお住まい。そして、この団地は違法駐
車させない為か、車1台分通れるスペースだけ空けて鉄のポールが置かれています。
そんなところで、どこに駐車したらいいものかと前薬局長が考えた場所が軽自動車がギリギ
リ入る場所。その場所だけでした。何度もハンドルをきりかえして駐車します。「究極の車庫
入れ!」と私は呼んでいます。(私ひとりが言ってるだけなんですけどね(^^ゞ) 1度ほど、会
社の車を少しガリっとさせたこともあったような・・・。ほんの少しですけどね。そこにやっとの
ことで、車をとめいざお家へ。うかがうといつものように「お忙しいのにごめんね。ありがと
う」と毎回言ってくださいます。ひとり暮らしの為、とても寂しい様子。近くの公園で楽しそうに
遊んでいる子ども達を、窓から見てはうれしそうに笑っていました。「人が集まってる場所が
好き!」とデイサービスが楽しいみたいです。そんな方ですので、月に1回、1週間ショートス
テイするのはもっと楽しみなんです。「お泊り」と言っておられます。ヘルパーさんが書き込
んでくれたのだと思います。カレンダーに大きく「お泊り」の期間に印がついていました。
処方の変更はここのところなし。認知症の為、薬は必ずヘルパーさんがきちんと飲ませてく
れています。ほんの少しの時間なんですが、誰かが来てくれるのも嬉しいそうです。そう言っ
てもらえるのは、こちらもありがたく思います。そして、私が帰る時はたいてい外まで出てき
て見送ってくれます。
毎回ここに行く度、「今日は車庫入れのハンドルきるの何回!」と自分に目標をたてて自己
ベストと闘っています。現在5回(自己記録)
在宅訪問にいく機会があまりなくこのページもなかなか更新できていません。 今月の初めに久しぶりに訪問にいった。患者さんで薬は変更になっていなかったのですが、 1包化の方でとてもきっちりと薬を服用されていて問題はなかったのですが、薬袋を最近紙 から裏が透明なものに変更したので、とてもコスト面を気にされていました。確かにすべて紙 の薬袋より半分が透明の薬袋のほうが3倍のコストがかかります。しかし、服薬指導の時に わざわざ薬袋から薬を取り出すことなく患者さんに見てもらって服薬指導ができるということ や患者さんがもらった薬を薬袋を開けることなく確認できる利点があると説明しました。確か に目の悪い方とかは薬袋に薬をいれずらいという欠点もあります。しかし、これからはより安 全性の面でも色々な薬局が透明薬袋に変更されていくと思います。
在宅導入の方の訪問に行ってきました。この患者さんは以前からたかさご薬 局に外来で来ていた方で頑固な人という印象がありました。行ってみると学生寮みたいなと ころで一人暮らしされていました。ちょうどヘルパーさんが来ている時で、薬の説明をしようと しましたが、いきなり一包化している薬を見て、「私は漠然とした薬は飲みたくない、睡眠薬 がほしいからいますぐ飲む」と言うのです。一包化は医師の指示だったので、一包化するこ との重要性などを説明をしましたしたが、全く聞く耳持たず「睡眠薬を早くほしい」と言うばか りでした。午前中に訪問にいったので、「今は睡眠薬を飲むような時間ではない」と説明し、 一包化はもう一度医師と相談することにして、帰ることにしました。また初めての訪問だったので、契約書への記入とサービス内容の説明をしましたが、印鑑を押したくないと今度はま たまた問題は発生し、ヘルパーさんの助けもあり契約はなんとかすませることができまし た。しかし、まだ一包化をどうするかの問題があるので、一度薬局に帰り病院の在宅医療部 へ連絡をし、一包化の解除をお願いしヒートでの処方にしてもらいました。そして再度訪問し たところ、なんと酒は止めたと言っていたのに、枕元に焼酎が置かれているではないか!! それに患者さんは眠っている。とりあえず声を掛けたら目を覚ましたので、もう一度ヒートに した薬を見せて説明し、朝の薬を今すぐ飲んでもらおうとしたが、「睡眠薬を飲みたい」とまた また始まった。今は時間ではないと説明するがだめ、最後には土下座して、飲ませろと言わ れたが、拒否!朝の薬も飲んでくれず、どうしようもなく薬局に帰った。そして2/22にこの患 者さんはアルコールでの意識障害で病院に入院され、その午後に亡くなってしまいました。 僕自身こんな体験は初めてで、人ってこんなに簡単に亡くなるの?というショックを受けまし た。薬局のスタッフのだれもが驚きました。
今日も訪問に行ってきました。ご夫婦2人で暮らしておられる方なのですが、 旦那さんの方ほぼ寝たきりで、もう意思疎通はほぼ不可能に近い状態です。私が行ったとき は散髪をしてもらい、ご機嫌でパンをかぶっておられました。奥様のほうも最近では痴呆が 進んでいますが、それでも旦那さんの世話を私がしないとね、と一生懸命です。薬は以前、 二人そろって飲めておらず、いっぱい余っている状況だったのですが、このごろはヘルパー さんがほぼ毎日入ってくれているおかげで食事と共にきちんととれています。お薬カレン ダーもうまく活用してくれているようです。私が在宅に行き始めたころには、奥様もお元気で 自分で買い物に行っていたくらいなのに、と少し悲しくもなりますが、ヘルパーさんや子供さ ん、他スタッフに支えられて笑顔でいるのを見ると、またがんばろう、とこちらも勇気付けられ ます。
ご無沙汰していました。久々に日記更新です。最近私が行った患者さんでよく ある話が、「錠剤が飲み込みにくい、でも粉はイヤ」です。先日の患者さんは、薬を朝・昼・晩 と一包化している人なのですが、その薬を一気に口の中に放り込んで飲んでしまいます。 「あせらなくてゆっくりちょっとずつでいいからね」といっても、そうすると二口目の薬の事を忘 れてしまうから、とおっしゃる。中でもハイペンという痛み止めが出ているのですが、これは フィルムコートといって口の中で溶けにくく作られている薬です。それが溶けるまで口の中で 小さくしてから飲みます。粉薬は絶対にイヤなので、このまま粒の薬で、と希望されています が、それがとてつもなく苦いから・・・、との訴え。あきらめてるからこのままでいいよー、とおっ しゃる患者さんに、とりあえず先生と相談していい方法を考えてみる、とその場は帰ってきま した。今まで錠剤の中の味なんて考えたこともなかったので、さあ大変!片っ端から痛み止 めの錠剤を噛み砕いて味見してみました。めちゃ苦い!舌がしびれるくらいに苦い!! と りあえず苦い、まし、苦くないを私なりに書いて、報告書を病院へ送りました。次回その方の 処方がどう変わるか、楽しみです。
近頃先輩の和田先生が忙しいので、今回‘いくしー’こと生島が日 記デビューすることになりました。最近行った患者さんは奥さんをなくし、一人暮ら しをしています。ヘルパーさんは来てくれているのですが、やはり毎日が寂しいよう で、行くとかなり歓迎してくれます。先日私が訪問したのは2回目だったのですが、 「なんか最近面白いことはなかったか?」、と逆にこちらが質問攻めに合いました。 帰り際にいつも寂しそうな顔をするので、また行こう♪と言う気分になります。たい ていの患者さんのお宅へ行くと、自分の孫かそれ以下の私をなかなか薬剤師としては 見てくれず、むしろ何を言っても「うんうん」と聞いてくれるので、それはそれでよ いかと思っている怠け者の私です・・・。
6月の終わりに就職希望の既卒の方と一緒に在宅訪問に行ってきました。2件 在宅訪問に行って来たのですが、在宅の患者様は快く見学の方が一緒に行くことを許可し てくれたので、とてもよかったです。一件目を普通に服薬指導したり、薬の管理状態をみたり して幸先よく終わったのですが、二件目の在宅患者様は夫婦二人暮らしで、塗り薬が二種 類臨時で処方されたので一緒にもって行き説明してきました。高齢のご夫婦で理解力が乏し い為に、何回言っても理解してもらえず、最後にテストのように「これはどう塗るのですが?」 と聞いても、「はて、どうやったかな?」という感じで、何回も同じことを繰り返して薬袋にメモ を書いたり番号を付けたりしてやっと理解してくれるようになった感じがしました。色々なこと をヘルパーさんにやってもらっているので、今はヘルパーさんをとても頼っているなと思いました。
昨日、訪問に二年目の薬剤師が行ってきました。最近ではほぼ毎日交代で 訪問に行っています。朝のうちに3件行く予定でしたが、一人の患者さんのお家を間違えて 違うところにいってしまい、昼からもう一度訪問に行っていました。4月からの医療保険の改 定に伴い少し制度や料金が変更になったことを説明したりしています。もちろん服薬指導も していますよ。学生の方が来られたときは必ず在宅訪問に一緒に行ってもらっているのです が、なかなか好評もいただき、薬剤師が在宅をやっているんだといったことを初めて知る学 生さんも珍しくありません。
最近なかなか訪問に行く機会がなく、このコーナーが休みがちになってきて います。他の薬剤師は訪問には交代で行っています。今月から訪問強化月間に入ったの で、月に30件は行くつもりでみんなでがんばっています。僕自身も先日一人の患者さんを訪 問に行ったのですが、患者さまとは会えずに、ヘルパーさんとお話をしてきました。1包化の 患者さまなのですが、それでもなかなかコンプライアンスが悪く、朝は赤色、昼は青色、夜は 黒色と色線を引いている患者さまなのですが、色を付けるのを忘れてしまい、直接お伺いし てその場で色線をつけてきました。今回はそんなに重要な間違いでなくてよかったのです が、間違いに違いはないので以後気をつけてがんばろうと思います。
一年ぶりの日記作成です。なかなか忙しく書く暇がなくてすみませんでした。
新人も入ってきて、またそろそろ業務にもなれてきたので訪問に一緒に行きたいと思いま
す。本日訪問にいってきたのですが、午前中に4件周るのはさすがにしんどかったです。今
月から老人医療の負担が上がったので、皆さん支払いが大変みたいです。
今回初めて行った患者さんなのですが、在宅で酸素の吸入をしていて、家中に酸素の管
が張り巡らされていました。初めてなので、すべての薬を見せて説明したのですが、入院中
に服用していた薬やシップが今回処方されていなかったのと1包化を希望されたので、今回
はいったんもって帰って、再度在宅医療部に連絡し、足りない薬とシップを追加し、1包化も
して明日また持っていくことにしました。
本日久しぶりの訪問に行って来た。最近忙しくて全然いけなかったが、今回 は初めて在宅訪問に行く「生さん」を連れて行った。一件めで見本を見せたが、その時は患 者さんがデイサービスに行っていて会えなかったので介護の家族の人と話し、一応の見本 は見せた。次の患者さんの家では「生さん」の在宅訪問デビューを飾り、患者さんとも会えお 話することができたので、良かったと思いました。なかなか良い服薬指導や対応をしていた ように思います。次回は一人でのソロデビューを飾ってもらいたいと思います。
今日、暑い中在宅訪問に行ってきました。3人の患者さんの家に行ってきました が、皆さん口をそろえたように「暑いからなー」と言っておられた。 患者さんのTさんは、今まで歩くのもままなかったが、最近はスムーズに元気に歩いていた。 6月中は心臓が悪く入院していた様子だった。もう普通に歩けるようになったので、「次は、 走れるようになろうかな?」と冗談を言っていた。83歳の年齢で走れるようになると、すごい だろうなーと僕自身思いました。
患者さんから電話があり、お薬をいつ持って来てくれるのかと聞かれたので、す ぐに持っていき、その患者Aさんを在宅訪問してきました。このAさんは、すごく泣き虫な上に 息子さんに問題を抱えていて、以前言った時に泣かれたことがあった。息子さんの問題はこ こでは話せないのですが、警察沙汰の問題とだけ言っておきましょう。今日はとても落ち着 いていて、笑顔で迎えてくれた。息子さんの話題にはなるべく触れないでおこうと思い、触れ なかった。薬の方はいつも飲んでるのと変わらず良く知っているので、話しやすい。帰りに コーラーを頂いて帰ってきてしまった。(うーんいいのだろうか?)
今回は二人の患者さんを訪問してきました。最近雨ばっかりで憂鬱にお
もっています。
一人目はしばらく訪問にいっておらず久しぶりだった。患者さんとは直接会えなかっ
たが、家族の介護している方にお話を聞くことができた。話を聞くと薬の管理が結構むちゃくちゃだった。昔の期限切れの薬をいまだに大事に持っていて、それを使った
りしていた。また、1日3回朝、昼、晩で一個ずつのむ薬を昼ご飯食べないので、朝
に昼の分も合わせて二個飲んでいるとのこと、これにはさすがにビックリして「ちゃ
んと用法通り服用して下さい」と言っておいたし、病院の医師にも報告書で伝えた。
また心臓の貼り薬(ニトロダームTTS)も変な使い方していたので、使う必要があ
るかどうか、医師に判断してもらうことにしました。
二人目はちょくちょくうちの薬局の薬剤師が訪問していて、特に話もなく調子もよ
かったので直接これといって、ここに書くようなことはなかった。
今回訪問してみて、薬を勝手に介護者の方が間違った判断をして服用している事が
やっぱりあるのだと思い、訪問に行って薬の管理などを指導したりするのも重要だ、
と思いました。
久しぶりに今日は在宅患者さんの訪問に行った。今日も暑く車は蒸し風
呂状態!!3人の患者さんを訪問してきました。
一人目はIさんで、この人は薬を早くほしがる人で、ちょっと薬を持っていくのを遅
れると「いつ、もって来てくれんねん!」と電話してくる人です。僕は初めてこの患
者さんを訪問させてもらいましたが、あいにく本人とは会えず介護している奥さんに
お会いました。今回、Iさんは、足がむくんでいたので、フロセミドというおしっこ
を出してむくみをとる薬が追加になっていたので、「むくんでるときにのんでね、な
るべく朝がいいよ。夜に飲むと夜中トイレに行きたくなってしまうので大変ですよ」
と説明した。薬の管理は奥さんがしているようであった。
二人目のKさんは、いつも僕が行っている患者さん宅で、最初のころは僕が訪問に
いっても“なにしにきたん”って感じでしたが、最近ではとても気軽に話をしてくれ
るようになってきました。一人暮らしで寂しく、話相手がほしくて、今日も一時間く
らいこの患者さんの家にいました。昔の働いていたときの話やら色々な話をしてくれ
ました。今回は頭が痛いので痛み止めが処方されていることを説明した。またKさん
は老健のデイサービスを利用されているみたいで、デイサービスに行くのが楽しいと
言っていた。でも、おやつが出るのでそれを食べるとつい家に帰ってからもおやつを
食べてしまうので、血糖値があがって今までグリミクロン(血糖降下剤)が朝に半錠
だけだったのが、前回くらいから、朝に一錠に増えてしまい。少しショックを受けて
いた。またがんばって「おやつを食べないようにするよ」と言っておられた。このK
さんとは何回も訪問にいくようになって色々な話をしてくれるようになって本当に訪
問に行きつづけるということが大事なのだと思いました。
三人目のMさんは、奥さんがよくしゃべる人で、今回も昨日食べたものから今日食
べたものまで説明してくれた。最近は便の調子が悪く、今回、便秘薬が処方されてい
た。本人とは会えなかったのでそれが少し残念だった。
今回思ったのは、初めて訪問に行く人もいいが、ずっと行っている患者さんで、だん
だん心を開いていってくれるのって本当にいいなと思いました。Kさんは初めて会っ
た時といまでは本当に表情や態度が違うなと思います。本当に「継続は力なり」で
す。
朝から雪が降っていたが、在宅訪問に行くときは晴れていた。しかし、まだ寒さは残ってい
た。今回は4人の患者さんの訪問に行きました。
一人目、は公害患者さんでその他にも心臓や脳梗塞にかかっていた。この患者さんはほ
とんどしゃべらないのですが、奥さんがよくしゃべる人で患者さんの服薬指導に行っている
のに奥さんの服用している薬の説明のよくしてくることがある。今回はラキソベロンという
便秘の内服液剤が追加になったので、説明に行ったが、よくわかっておられて僕の役目は
なかった。奥さんもあまりしゃべってこなかった。
二人目は、一人暮らしのおばあちゃんで、接骨院のことを「鉄骨院」と言う人でちょっと面
白い人である。前回三ヶ月前位に訪問に行ったときは、歩けなく這っていたのですが、最
近は普通に歩いているので、「鉄骨院」ってすごいなと思った。今回は風邪薬追加だった
ので様子見に言ったが、今は寒いので「鉄骨院」にはいっていないそうで、また暖かくなっ
たら行くと言っていた。
三人目は、パーキンソンの患者さんでニトロダームTTS(心臓の貼る薬)が初めてなので
説明に行ったが、息子さんが「言っても無駄やから」といって患者さんに会わせてくれな
かった。しかたなく息子さん説明したのだが、「わかってる、わかってる」と言われてすぐに追い出された感じになってしまった。
四人目は、新しく在宅になった方でこの人もパーキンソンで、薬が何種類か出ていた。奥
さんと話をし薬を一つずつ見せて説明した。わりと分かっていて、特に変わったところもな
かった。
今回は寒い中、四人の患者さんの家に行って来たが久しぶりに行ってすごく歩けていた
患者さんには一番驚いた。では、今回はこの辺で。。。。。。
今日在宅訪問に行ってきた。患者さん4人を訪問しようと思ったが、いきなり最初にいっ
たYさんには、門前払いをされてしまい。お薬が変更になっていたのに、説明も何もできず
に帰らされてしまった。Yさんは結構神経質な人で、薬はすべて粉砕それに、薬包紙には
すべて薬の名前を印字しています。うーん門前払いって何しにいったんか、わからんかった。
次に行ったAさん家では、僕が訪問するのは初めての人でしたが、他の人がよくいって
いたので、とても気楽に話しをすることができた。公害の患者さんで、ステロイドを使ってい
る人でした。耳が遠く大きな声で話をしなければならなかった。ステロイドの吸入をした後、
ノドが「イガイガ」すると言っていた。よく話を聞くと夜うがいを忘れたときにこのような違和
感があるようで、うがいの重要性を説明した。
3人目のSさん家は食堂を経営していて、患者さんには会えなかったが、家族の人と話を
した。最近入院していて、退院後初めての在宅であったので薬も色々変わっていて、説明
しようとしたが、家の方が良くわかっていて「入院中にもらってたのと一緒や!」といってお
られた。この方は薬を「あさ」「ひる」「ばん」と一包化していたので、「入院前は白い薬ばっ
かりやったけれど、今回からえらいカラフルになっているなー」と言っておられた。次回は
患者さんに会いたいなーと思いつつその場を離れた。
4人目の人は、薬はいつもと同じだだったのですが、6月以来の訪問でした。ずっと僕が
いっていたので、気さくに話ができた。奥さんとも話をしていて、いつのまにか奥さんの服
薬指導になっていいたので、「これではいかん!!」と思い患者さんと話を始めた。この方
も吸入をずっとしておられ、鼻には酸素のチューブをしていました。やっぱりいつも家にい
るのでたまには外出したいと言っておられた。特に変わった様子もなく、前とあまり変わっ
ていなかったので、安心した。帰り際に奥さんにみかんを渡され、断ったのですが(本当で
すよ!)もらって帰った。
今回は久しぶり訪問に行って来た。4人目の患者さんではないが、いつも調剤室にいる
だけでなく、たまには外にでるっていいですね。在宅には色々な患者さんがいて、さまざま
な問題をもっているなーといつもいつも行くたびに思います。また、来月も在宅に行きます
ので、報告楽しみにしておいてください。