一般社団法人 泉州メディカ

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2019.11.18
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さくら薬局

在宅日記 さくら薬局

昔からずっとさくら薬局に来ているAさん。だんだん足腰が弱ってきて手押し車を使うようになり、診療所の送迎で来るようになりました。数ヶ月来局されない事があって、聞くと転倒し骨折していたとのことです。向いの診療所以外に病院にずっとかかっていてステロイドを長期間服用しています。骨の対策がされてない為に骨粗鬆症になったみたいです。診療所の送迎でも来局することができなくなり、在宅へと移行しました。

在宅を開始するにあたり、医師以外の多職種で集まり患者さん宅でケース会議をしました。患者さんは自宅での治療にこだわっていることや、力が入らなくベッドから落ちたら戻れなくなって、家族が帰宅してようやくベッドに戻れたことや、最近デイケアのお試しを予定していることなど、普段聞けない話が聞けてよかったです。

薬剤師訪問を開始し、残薬のチェックをしました。数カ所に薬剤をストックしていたのを1か所にまとめ、たくさん残っている胃薬などは次回から処方削除するようにしました。薬剤を一包化し、他院の薬剤も合わせて一包化するようにしました。キーパーソンの娘さんより患者さんが自分で服薬できるようにしてほしいと依頼があったので、薬局に戻り、薬の空いた箱を使って一包化薬を入れる箱を作りました。患者さんはその箱から1回分の薬剤を取りだし、はさみで切って、お椀で薬を受けて自分で服薬できるようになりました。

介護の体制が整い、連絡もスムーズにいくようになってきたのですが、薬剤師訪問をするたびに患者さんの認知機能は衰えてきました。数カ所骨折して体の力が入らなくなり、1日中ベッドでぼーっとしているためになったみたいです。お金のやり取りもできなくなったときはさすがに辛くなりました。娘さんからの希望もあり、お金は振込みの対応をとるようにしました。今後とも患者さんや家族、多職種のみなさんと寄り添える支援をしていきたいと思います。